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老眼を悪化させないためにすぐできる対策についてご紹介しています。
誰もが必ず経験する老眼……だけど。 若い頃は普通に見えていたのに、ふと気がつくと
ものが見えにくくなっていたり、ものがかすんで見えたり、見える筈の視野の一部が欠けて見えたり……。 私たちは誰でも、年齢を重ねていくうちに、こういった症状に気付くようになります。もちろん、人によって最初に現れる症状は様々でしょうし早い遅いもあります。
でも、だんだん物が見えにくくなる可能性は誰にでもあります。
その原因として最も多いのが、”
老眼”、”
白内障”、そして”
加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)”などの、年齢を重ねたことによって起きてくる様々な目のトラブルです。
歳をとれば誰だって老眼になるのはしかたないことですが、正しい対策を知っていればその進行を遅らせることは可能です。
もちろん、白内障や加齢黄斑変性も、ものの見え方や見えにくさに早く気付くことで、予防することもできますし、失明といった最悪の事態に出会わずに済むこともできます。
今回は、ちゃんとものが見える目を持ち続けるための、普段の暮らしのなかでできる老眼対策をご紹介していますので、参考にしていただければ、と思います。
老眼とは? 老眼は、ひと言で言えば”近くにあるものが見えにくくなる目の症状”で、たとえば若い頃にはくっきり見えていた本や新聞の文字がぼやけて、文字にピントが合わなくなったりすると老眼です。
老眼の原因は? 老眼は、伸縮してピントを調節する役目を持った水晶体と呼ばれる目の中のレンズが年齢を重ねたことによって弾力性を失い、ピント調節がうまくできなったことが原因で起こります。
そして、この状態が長く続くと、水晶体を伸縮させる働きをする毛様体筋にも負担がかかり、さらにピント調節が難しくなっていきます。
もちろん、目のピント調節がうまくいかなくて、近くにあるものが見えにくくなることは、必ずしも老眼とは言えないケースもあります。疲れ目とかがそうですね。目が疲れているときは、若い人でも近くのものが見えにくくなるときがあります。
ただ、老眼は早い人では30代の後半くらいから始まるともいわれていますので、若い方でも、疲れているからとばかり考えず、ひょっとしたら老眼かも…という意識を持って、早めの対策を考えておいたほうがいいかもしれませんね。
気がついたときには、老眼がかなり進行していたということもありますから。
老眼を悪化させないためには? では、老眼を悪化させないために、ふだんの日常生活の中でできる対策をいくつかご紹介しましょう。
老眼の初期症状を見逃さない 老眼は、目が疲れている時の症状とよく似ています。そのため、気がついたときは、かなり症状が進行していたということにもなるわけですが、老眼を悪化させないためのいちばんの対策は、早い段階で老眼に気付くということです。
”目がかすむ”、”目が疲れやすい”、”肩こりや頭痛がする”、”薄暗いところが見えにくい”、”ちいさな文字が見えにくい”といった症状があるなら、いちど医師に相談して、それが疲れによるものなのか、それとも老眼の始まりなのかを知っておくことが大切です。
目に負担をかけない 老眼の初期症状とよく似た症状があるなら、何よりも目に必要以上の負担をかけないことが、老眼の悪化を防ぐことに繋がります。
本を読むときや、パソコンで作業をするときなど、一定の距離にあるものをじっと見続ける場合は、最低でも1時間に一度、10分くらいの休憩を取って、目に負担をかけないように心がけておきましょう。
温かいタオルなどで目を温める 私たちの体は血液の流れによって、新しい酸素や栄養分を体に運び、老廃物を外に出して体の様々な働きが円滑に行われる仕組みを持っています。
それは目も同じで。閉じた目に蒸しタオルなどをのせて温めると、目の周辺の血行が促され目のリフレッシュに繋がります。また、熱によって刺激を受けた自律神経に繋がっている、目のピント調節機能を司る毛様体筋の活動も活発になります。
目に疲れを感じた時だけでなく、本を読むときや、パソコンで作業をするときなど、一定の距離にあるものをじっと見続けたときは、休憩も兼ねてこうした目のケアを心がけることが、老眼の悪化の防止に繋がります。
老眼は、私たちにとって避けて通ることのできない体の変化、目の衰えであることに違いはありませんが、早めに気付くこと、目に負担をかけないケアを心がけることで、悪化に歯止めをかけることもできます。大切な目を守るためのケアのご参考にしていただければと思います。
今回は、
老眼を悪化させないためにすぐできる対策についてご紹介しました。
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( 2014年06月14日 17:32 [編集] )
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